ＤＪテントン オフィシャルサイト

『　フックン　の　お誕生日に贈ります　』


ボクが　尊敬する　若者がいる

カレの　愛称は　フックン

みんなに　愛されている


カレは　ボクが休みの日には　店長代行として　お店を守ってくれる

‥　むしろ　ボクよりも　従業員や　お客様に　評判がいい



カレの　優しさ　おもいやりは　従業員が　認めています

カレの　接客は　お客様が　認めています

カレの　能力は　ボクが　認めています


カレは　みんなから　親しみを込めて　フックンと　呼ばれています



カレは、学校では　生徒総代をするくらい頭も良いし、人望もある ・・・
将来を約束されたような男の子でした


カレが高校の時
カレの父親は事業で失敗し、全ての財産を失くしました

カレ等は家を失い、多額の借金を背負いました

カレには　弟と妹がいます

カレは、持ち前の明るさと　勇気で
疲れきった父親と　落胆する母親を励まし、家族を守りました


とっても行きたかった大学は、学資が足りず　断念し
カレは　高校を出ると、生活費と　学資のために働き始めました

その間もカレは　弱音を吐いたことはありません
見ているボクでさえが　胸がつまるくらいな苦境にいてもです


カレの学資が貯まり　　カレが受験をする年に
カレの３歳下の弟も　大学受験をする年齢になりました

でも　カレの家の経済力では　借金を返すのが精一杯で
とても　弟を大学に行かせてあげることが　できません

カレは　弟が強く大学での研究を望んでいることを知ると
自分で貯めた大学資金を　全て弟にあげてしまいました

それも　あっさりと ・・・
なんの見返りも　期待もしないで　です

受験の為に必要なお金に　短いメッセージを添えて
朝、カレの父の机に　それらは置かれていました

　『　どうぞ　弟のために　使って下さい　』　　と ・・・

その弟も大学を夜間に変えて
昼間は働き、自分の学資を自分で出しながら
今　キャンパス･ライフを謳歌しています

フックンは ・・・

フックンは　何事もなかったかのように
明るく　さわやかに
また自分の学資を貯めるために働いています

ボクは、カレに勝てません

接客においても
人生においてもです

若干　２１歳のカレに　　太刀打ちができません　・・・



８月２日
カレは、今日も　たんたんと　働いています

誕生日の　お祝いをすることもなく　

ケーキを　見ることもなく　・・・

ただ　もくもくと　　働いているの　　...　　です ・・・

だから　ボクは　せめて　カレの為に　唄います


カレが　幼い頃に　‥
‥　まだ　小鳥たちと　お話ができて
毎日が　とてつもなく長かった　あの頃に ・・・

カレが　夢をみていた頃に　・・
・・ まだ夢を　信じていた頃に
カレを　戻してあげて

　ボクは　　唄うことにします

　カレの　バースデーソング　を　　　

きっと　歌っていたであろう
カレの家族の　愛のために　・・・

フックン　　　２２歳のお誕生日　　おめでとう　　




　　　　　　　　僕は　文晃　　



ボクは　フミアキだぞ　　　　　ボクは　フミアキだぞ



　朝もやの　牧場を　　仔馬に乗って　お散歩

　　　白樺の林に　　朝陽が　透けて見えたぞ


　　　小鳥たち　起きよう！

　　　ボクと　一緒に歌おう！

　　　さぁ　声を合わせて　　　アルプスに届くまで　‥（ヤッホー）

　　　ボクは　（ずんずん！）　

　　　フミアキだぞ　（わっち　ブミブミ　　わっち　ブミブミ　）

　　　ボクは　（ずんずん！）　フミアキだぞ　




　　昼下がりの　海辺を　　　お船に乗って　お散歩

　　　大きな椰子の実が　　南から　届いたぞ


　　　魚たち　遊ぼう！

　　　ボクも　今日から　仲間だ！

　　　さぁ　声を合わせて　　ハワイに　届くまで　（アロハー）


　　　ボクは　（ずんずん！）　

　　　フミアキだぞ　（わっち　ブミブミ　　わっち　ブミブミ　）

　　　ボクは　（ずんずん！）　フミアキだぞ　




　　暮れなずむ街を　　　パパと　一緒に　お散歩

　　　夕焼けの　お空に　　　一番星を　見つけたぞ　☆


　　　お星様　歌おう！

　　　ママも　一緒に　歌おう！

　　　さぁ　みんなで手をとり

　　　幸福せ（シアワセ）に　届くまで　‥


　　　僕は　文晃だぞ

　　　僕は　文晃だぞ　...


　　　ボクは　（ずんずん！）　

　　　フミアキだぞ　（わっち　ブミブミ　　わっち　ブミブミ　）

　　　ボクは　（ずんずん！）　フミアキだぞ　～　ォおー　...



　　　詩　＆　曲　:　ＤＪテントン　『　僕は　文晃　』　



　いつか大学に行って、中断した夢を追いかけて下さい

　　　　キミなら　きっと　できる！と　ボクは　信じています